通信教育を始める前に知っておきたいこと。タブレットの通信教育とテキスト教材を比較してみた【幼児、子供教材】|こども教材比較体験ナビ

通信教育を始める前に知っておきたいこと。タブレットの通信教育とテキスト教材を比較してみた【幼児、子供教材】

子供が2歳の頃からiPad、iPhoneなどの最新のタブレット、スマートフォンを教育(知育、勉強)に活用して分かったこと、昔からある通信教育、テキスト教材をやってみて分かったことから、長所と短所、それぞれの活用シーン、向いている家庭とそうでない家庭など、様々な観点でタブレットの通信教育とテキスト教材の違いを比較してみた。

子供を通信教育を始める前に知っておきたいこと、その1>目的を定める

タブレットの通信教育とテキスト教材。子供の通信教育を始める前に、何を目的とするのか明確にしよう。学力を向上させたいのか、学びの習慣を付けたいのか、中学受験を目指すのか、育児に時間がとれない時のお助けツールにしたいのか。

まわりがみんなやっているから、なんとなくやった方がよさそうだから、という理由で通信教育を始めても長続きしない。タブレット、テキスト教材、塾、、、学習のスタイルを検討する前に学ぶ目的を明確にしよう。

複数の目的があるのなら優先順位を付ける。学力の向上を目指すには子供自身が学習が楽しんで継続できるような学びの習慣付けが重要だ。学びの習慣が付いてない子供には、月刊ポピー、幼児ポピーやどらぜみなど、一日の学習時間が15分程度、難易度がやや低めで学びの習慣が付きやすい教材から始めるのが適している。

子供自身が楽しんで勉強出来るようになったら、Z会の通信教育や学研の塾、タブレット教材のスマイルゼミなどに切り替えるのもの良いだろう。通信教育を始める時は目的と子供の適性を踏まえて、複数の教材から長期的な観点で検討しよう。

子供を通信教育を始める前に知っておきたいこと、その2>制約を洗い出す

子供の知力、学力を向上させたいのはどこの親も一緒だ。幼児、子供向けの通信教育を検討するにあたって目的を定めた次にやることは、目的を達成するための制約条件を洗い出そう。

制約条件の例)

・仕事(専業主婦、共働き)
・移動手段(塾に通い易いか、通い難いか)
・お金(予算)
・家族構成(じじ・ばばとの同居の有無)
・兄妹の有無(家庭学習でじゃまが入るか・入らないか)

上記の内容によって、タブレットの通信教育、テキスト教材での家庭学習の効果性は大きく変わってくる。子供だけで坦々と取り組める学習教材、親のフォローを前提としている教材、教材とは違うが、AppStoreやGooglePlayからダウンロードできる知育アプリなど、目的達成の条件に応じて最適なツールを利用しよう。

制約条件に応じた活用ツールのパターンとしては以下の内容がおすすめだ。

・専業主婦世帯、じじ・ばばとの同居あり
 
 家庭での子供の教育を誰かがフォローできる体制が有るのなら、月刊ポピーやZ会の通信教育など、歴史と実績のあるテキスト教材がおすすめだ。月額900円で始められる教材など、予算は教材によって変わるのでそれほど問題にならない。

・共働きで家庭学習の時間が持ちにくい
 
 どこの教材会社のテキスト教材も、高い学習効果を上げるには毎月送付されてくる子供の教材とは別に保護者向けの学習指導要領を熟読するのが前提だ。逆に言うと子供向け教材の指南書を親が読む時間がなければテキスト教材は向いていない。

夫婦ともに仕事があり、家事にも追われる状況では、教材会社の専用タブレットをよりも、iPadなどの一般的なタブレットに知育アプリやゲームアプリで子供自身が取り組めるような環境を整えてあげる方がメリットが多いだろう。

※写真はZ会の通信教育の保護者向け学習支援資料



子供を通信教育を始める前に知っておきたいこと、その3>タブレット教育の問題点

最近注目されているタブレット教育、タブレット教材にはタブレット教育のパイオニアであるスマイルゼミから、最近出た進研ゼミ小学講座、チャレンジタッチなどがあるが、タブレット教育の問題点としては教育ツールとしての歴史が浅く、ノウハウが集積されていないこと。

iPadの発売以来、爆発的に普及しているタブレットであるが、タブレットの活用方法はパーソナルな使い方に依存しており、個人応じて利用形態は異なっている。

幼児教育、家庭学習で一番の課題となるのは如何に子供の適性に応じた教育が提供出来るかにあるが、教材会社のノウハウも少なく、何でも出来てしまうデジタルデバイスだけに活用の難易度は高いのが現状だ。

子供を通信教育を始める前に知っておきたいこと、その4>テキスト教材の特徴

タブレットは我々に新しい物を提供した訳ではない。レシピ本を片手に新しいメニューに取り組んでいた主婦が、iPadを持つことでキッチンに立ちながらスマートにレシピを検索できるようになったのは大変便利なことではあるが、本という時間的・量的な制約から解き放たれただけである。

子供の教育にタブレットを活用するにあたって注意したいのは、時間や場所の制約から解放されるためにタブレットのメリットを教育に活用したいのか、教育の目的を達成するためにタブレットのメリットを活用したいのかの違いを理解することだ。

粗悪な知育アプリ、タブレット教材には100円ショップで販売されているような教材をアプリにしただけのようなものもある。本の内容がタブレットになることで便利に感じる主婦の話と、学習が目的である子供の教育は分けて考えよう。

子供を通信教育を始める前に知っておきたいこと、その5>テキスト教材の強み

知育アプリを含むタブレット教材、幼児向け通信教材、テキスト教材を両方やってみて分かったことは、ある程度親のフォローが必要となる家庭学習において、学習効果という観点では昔ながらの通信教材、テキスト教材が勝っているということだ。

学習指南書などで親の勉強が前提となる家庭学習、人間の読み込み速度では活字に勝る者はなく、育児や家事に追われる間のスキマ時間で素早く学習し、子供のフォローへ活用する。

時間と場所の制約から解放するデジタルデバイスの教育活用は手放しで勉強出来るようになる小学校中学年以降からでも遅くはない。

子供を通信教育を始める前に知っておきたいこと、その6>タブレットの強み

幼いころから子供にiPadを触らせてきた感想として、親子のコミュニケーションツール、教育ツールとしてタブレットの持つ強みは強力だ。繰り返しになるが、現時点で勝手にしゃべる訳でも動く訳でもないタブレットの強みは、主婦や幼児にも使い易いインターフェースであらゆることから時間と場所の制約を取り払ってくれること。

子供とのたわいのない話の中で宇宙の話が出れば、Googleで銀河系を検索すればYouTubeに子供の理解と感動が得られるような映像が発見出来るだろう。

子供がある程度大きくなれば親子で一緒にTedを見て学ぶのも良い。学校の先生に英語を習うよりも、YouTubeの動画を見て自習する方が勉強になる場合もある。

親の情報リテラシーが高く、子供に使い方を示せる場合は文句なしにタブレットの教育への活用をお勧めする。

一点、注意したいのは、教材会社が提供しているタブレット教材、タブレット学習用の専用タブレットは教材以外のインターネット接続ができず、上記のような使い方ができない場合が多い。

タブレットのメリットを十分に活かすには、子供がある程度大きくなった時点で、iPadなど、ビジネスユースにも耐えれるような高機能のタブレットを持たせ、親子で一緒に学んでいくという姿勢が重要であろう。


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